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久保竜彦こそ歴代最高のフォワード
常に怪我持ちだったこともあり、日本代表に選出された時期は短いですが、
彼ほどボールを保持した時に見る者にワクワク感をもたらすフォワードはいませんでした。
特に強烈なインパクトを残したプレーは、2004年の欧州遠征時のチェコ戦のゴールです。
当時のチェコはかなりの強豪国でしたが、久保が右サイドから抜け出して、
相手ディフェンダーを一人かわし、左足で突き刺さるゴールを決めました。
当時の日本代表は、まだまだ世界との差を感じるレベルでしたが、その久保のプレーは間違いなくワールドクラスでした。
残念ながら怪我との戦いが続き、コンディション調整が思うようにいかなかったため、
ワールドカップ本戦には選出されませんでしたが、Jリーグや代表の戦いで見せたプレーは、
久保なら何かやってくれる、ゴールを決めてくれる、という期待を持たずにはいられませんでした。